古いスツールは買い替える?それとも張り替える?
座面が布やレザーでカバーされているスツールは、
長年使っているうちにすりきれてしまいがち。
すりきれたスツールを置いていると、きれいな部屋でもちょっと悲しい気分に。
買い替えるのか、それとも張り替えるのか迷うところですね。
椅子張り替えのメリットとデメリット
スツール椅子の座面を張り替えるのは、新しく購入するよりも経済的なことがあります。
座面が布やレザーのスツールの価格は様々ですが、
座面が薄いもので一脚につき約4000円くらいとすると、
張り替えは約2000円くらいでできます。
4脚セットなどになると約8000円くらいの差が出ることになります。
また、座面が厚いものだと新品の価格は1万円を超えることもあり、
張り替えは4000円から5000円なので、張り替えたほうがお得です。
張り替えを行ってくれたり、張り替え用のキットを販売してくれる業者はいくつもあり、
それぞれ価格が異なるのでしっかり確認しましょう。
また、長年使った愛着のあるスツールを捨てるのは忍びない、
物を大切に使いたい、という方は張り替えるほうが望ましいといえます。
新しい座面に取り換えることで、
お部屋のイメージチェンジができる、というメリットもありますね。
一方、張り替えにはデメリットもあります。
張り替えている最中は椅子なしで過ごさなくてはなりません。
また、張り替えたい椅子が4脚セットのうち1つだけ、というような場合、
一つだけ微妙に色合いが違うことになる、という場合もあるので、その点も考えた上で決めましょう。
これまでとほとんど同じ生地が用意できないようなら、
一度にすべて取り換えてしまうほうが望ましいといえます。
張り替えは自分でできるのか
椅子の張替えについては、自分でできる場合もあります。
座面の薄いものであれば、座面用の布やレザー、
その下に挟み込むウレタン、接着剤、固定用のタッカー(専用の大きなホチキスのようなもの)
といったものがセットで売られています。
ただし、座面の裏側にねじがついていて、
それをドライバーではずせるものでないと自分で張り替えはできません。
ネットでも購入できますし、やり方を動画で見ることもできるので、探してみましょう。
座面が厚く、足が短いタイプのスツールの場合は、
キットではなく自分で生地やウレタン等をDIYのお店で買ってくることになります。
座面の薄いものよりもきちんと張るのが難しいので注意しましょう。
動画などを見て自分には難しそうだな、と思ったら、
業者に座面だけを送り、張り替えてもらうのがおすすめです。
接着剤があちこちについたり、匂いがしたりする場合もあるので、
お子さんやペットがいる場合などは慎重に検討しましょう。
椅子張り替え用の生地について
スツールの座面に使われているのは、布やレザー(人工のものと天然のものがあります)です。
生地を選ぶ際は、これまで使っていたものと同じような素材を選ぶこともできますが、
全く違うものをあえて選ぶのもよいでしょう。
ただし、セットになっている別の椅子やテーブルなど、
他の家具とイメージがマッチするよう注意が必要です。
布の座面は柔らかく温かいので、座っていて心地よさがあります。
しかし、場合によっては汚れやすく、いったんシミになると取るのが難しくなります。
その点レザーなら濡らして絞った布でふけばきれいになるため、心配がありません。
家族構成や使う場所なども考えて布にするかレザーにするか決めましょう。
キットで売られているものの場合、
椅子としての使用に耐えるような素材でできているのがほとんどです。
しかし、そうでないものを使う場合は注意が必要です。
布の場合、布目が荒かったり薄い生地は避ける方が無難です。
使っているうちに破けたり、よれたりしがちだからです。
レザーの場合、扱いやすいのは薄手のものです。
張り替えの際、あまりぶあついものだと、曲面にそってきれいに張ることが難しくなります。
インテリアを整えるためにも、物を大切にするためにも、椅子の張替えはおすすめです。
しっかり調べて、自分に最適な方法を検討しましょう。
東大阪でハンドメイドスツールを制作するtukuru woodwork fujimoto
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