寝るだけの寝室もあるでしょう。子どもを寝かしつけるために絵本を読んであげたり、就寝前に読書を楽しんだりと、寝室での過ごし方もさまざまです。
今回は、寝室に設置する家具に関するお話しになります。今現在、ベッドサイドに何を設置しているでしょうか。おすすめは「スツール」です。
背もたれのない椅子
背もたれがついていない椅子のことをスツールといいます。背もたれがついた家具を椅子(チェア)と呼びます。
そのように考えると、背もたれがついていないソファもスツールと言えますし、バーカウンターに配置されている背の高い背もたれのついていない椅子もハイスツールと呼びます。
ソファに付帯されるオットマン
インテリア家具のひとつソファには、オットマンがついていることもあります。オットマンのデザインを見てみるとスツールと同じく、肘掛けや背もたれがついていません。
ソファサイドにあるため、こちらソファの補助的な足置きとした目的で使用されます。今回は座る、置くことを目的としたスツールをご紹介します。
スツールの種類
スツールといっても種類はさまざま。ベッドサイドに設置するだけでなく、キッチン、リビング、玄関などに設置できるタイプまで。
・スタッキング
・収納
・ハイ&ロー
などもあります。
なかでもベッドサイドにおすすめするのは、収納つきスツールです。腰かけ用と収納ボックスとしての機能性を兼ね備えています。
実用的な2WAYタイプです。寝室をはじめ、リビングや玄関など、物が多くなりがちなスペースに設置することで収納場所を増やしつつ、空間のアクセントにももなります。
ベッドサイドに置く家具について
ベッドサイドに置く家具については、サイドテーブルをイメージする方も多いでしょう。
ベッドの小脇に置いて飲物や照明、時計、メガネなどを置くテーブルのことをサイドテーブルと呼びます。先にご紹介したように収納スペースを備えたサイドテーブルもあります。
ベッドサイドに置くため、ベッドのデザインと組み合わせて配置することも多いはず。なお、サイドテーブルはナイトテーブルとも呼ばれています。
ベッドサイドの家具でも、収納が備わっていれば読みかけの本(絵本)をしまっておけます。
テーブルトップの下に便利な収納が付いていれば、ベッドでくつろぐときに雑誌やタブレットなどをすぐ手の届く場所に置いておくこともできます。
このサイドテーブルの役割をスツールもできてしまいます。逆に、ベッドサイドに設置できるスツールなら置く、しまう、座る機能まで付帯できます。
インテリア性を高めるスツール
ベッドサイドに設置するスツール、機能やデザイン性も兼ね備えているタイプもあるので、インテリア性を高めることもできます。
例えば、ホテルのようにベッドの間に置いたり、両サイドに2台のスツールを置いたりするとインテリア性が高くなりおしゃれにみえます。高級感のあるスリムなスツールをベッドサイドに設置してみましょう。
クラシカルなインテリアなら、白家具が合います。フレンチエレガントなベッドサイドには、優雅な装飾デザインのスツールをおすすめします。
ほかにも、シンプルな寝室のインテリアには植物をはじめ、小物をディスプレイできるオープンシェルフ付きのデザインを採用してみてください。おしゃれに魅せる収納も楽しめます。なお、キャスター付きなら移動もラクです。
スツールを造作してもらうと、デザインや機能面をアップできます。ベッドデザインと組み合わせると、空間に馴染みやすくなります。
おわりに
スリムなサイズ感であれば、ベッドサイドのみならず、玄関など場所を選ばず使えます。寝室には大型家具となるベッドが配置されるので、省スペースかつ安定して置けるかどうかがポイントです。ぜひ、検討してみてください。