椅子とスツールは同じ「家具」です。

椅子には背もたれがついていますが、スツールには背もたれや肘掛がなく、座面と脚のみで構成されています。

そのため、ちょこっと腰掛ける椅子として使っている方が多いようです。しかし、スツールはオリジナル製作しやすいサイズ感と価格帯でもあります。

今回は、椅子としてだけでないスツールの魅力をご紹介していきます。当工房でも注文可能ですから、この機会にぜひ、椅子とは異なるスツールの良さを見つけてみてはいかがでしょう。

メリットとデメリット

スツールは、おしゃれなデザインが多くさまざまなシーンで使用できる点がメリットです。 インテリア性の高さからも人気のある家具です。

しかし、背もたれがないのでゆったり座れなかったり、今回のテーマのように使用用途が明確でないと椅子でも十分では？という家具になってしまう点がデメリットにもなります。

デメリットをカバーするためには、高さや機能など、種類が豊富なスツールを適材適所で使い分けることもポイントになります。

スツールの種類について

椅子とは異なるスツール。以下のような種類が展開中です。

折りたたみタイプ

お部屋のインテリアに溶け込みながら、照明の掃除や電球の取り替えなど生活の不便を解消する際にもぴったりです。

女性でも片手で持ち運びができ、移動も簡単です。折りたたみだから、ちょっとした隙間に収納可能です。

ハイスツール

カウンターバーなどで利用されている脚が長くて座面が高いハイスツール。

美容師さんが髪を切るときに座っているのもこのハイスツールです。

ロースツール

ハイスツールとは逆に座面が低いスツール。グリーンを飾ってみたりと花台にもぴったりです。当工房でも、可愛い模様が描かれたタイル貼りで注文可能です。

安定感があり、椅子には真似できない機能性に優れており、サイドテーブルやディスプレイ、ステップとしても使えます。

置く場所で用途が変えられ、重宝するでしょう。

スタッキングスツール

積み重ねて収納することができます。持ち運びがラクで、ダイニングチェアの補助席として、来客用など人が集まる場所にもおすすめです。

背もたれのある椅子では真似できない機能もスツールの魅力です。

キッチンスツール

キッチンで利用するタイプ。ちょっと座って休憩したりリビングのテレビを観たりできます。ハイスツールと似たようなタイプで、ちょこちょこ座ることができお料理好きの方には楽ちんです。

スツールの魅力

スツールの魅力は、カタチ、素材感、カラーなどにもあります。では、詳しくご紹介していきます。

天然ならではの素材感

椅子もスツールも、素材で人気を集めるのは天然木（木製）やレザー素材です。

当工房も木製スツールにチカラを入れています。

天然素材ならではの細かなキズ、凹凸感、汚れなども味として楽しむことができますからおすすめです。

また、ハンドメイド加工なので仕上がりに個体差がありますが、これもまた、天然素材ならではの特性。雰囲気の違いも味わいがあります。

カラー

人気のカラーはフローリングの色や部屋のイメージと合わせたブラウン系やオフホワイトです。しかし、ナチュラルな空間ならば、ちょっとしたアクセントカラーを出すのも良いですよ。

ファブリック生地

座面全体にクッションを入れることで、快適な座りごこちになります。座面の張り替えも行っていますから、お部屋の模様替えをする感覚でファブリックを変更しても楽しめるでしょう。

おわり

スツールは、座る・置く・飾る機能を備えた万能な椅子のひとつです。

デザイン性の高いフォルムと素材で、お部屋のインテリアとしての存在感も抜群です。

高さによって、いろいろな場面で使い勝手良く活躍してくれますから、ぜひ、ハンドメイドしてみてはいかがでしょう。