玄関はその家の「顔」とも言われます。
だからこそ、少しでもきれいにしておきたいと誰もが思うものですが、
靴や荷物で何かと散らかりがちなのが、玄関ですよね。
そんな玄関をきれいに、そしておしゃれに見せてくれるのが「スツール」です。
スツールを置くメリットや活用方法について、これから紹介していきましょう。
①<スツールとはいったい?>
玄関に、1歩足を踏み入れた瞬間に感じ取る雰囲気は、とても大切なものです。
とはいえ、靴や荷物が多くて散らかってしまったり、
生活感が思いっきりでてしまったりと、玄関には様々な悩みがついて回ります。
そんな玄関に置くと便利で、なおかつおしゃれに見せてくれるのが「スツール」です。
スツールとは即ち、背もたれや肘置きなどがついてない椅子です。
「1人用の椅子」としても認識され、足をのせるための家具である「オットマン」とは区別されています。
その活用方法は実に多彩で、玄関にとどまらず、家族が集まるリビングにおいても大活躍する家具です。
②<スツールの活用方法>
スツールは、その用途も様々です。
人が座ったり、ちょっとした荷物を置くだけでなく、
収納家具やインテリアとしても活用され、いろいろな役割を果たしてくれます。
1.玄関に置くなら
玄関は、その雰囲気がとても大切な空間であるにもかかわらず、ついうっかり物であふれがちな空間でもあります。
そこにスツールがあると、とても便利です。
一時的な物置にしたり、脚が細いタイプのスツールや下部に横木がないスツールなら、収納としても活躍します。
それ以外にも、外出時に身だしなみを整えたり、
靴を履く際に腰掛けたりと「ちょっと座りたい」という目的も果たしてくれるのです。
ですが、狭い玄関に置く場合には少し注意が必要となります。
せっかくのスツールが場所をとり、邪魔になってしまう可能性があるからです。
置き場所をしっかり考慮し、小さいサイズのスツールや細長いスツール、
隅に収まりやすい正方形のスツールを選ぶなど、サイズ選びも慎重にしましょう。
2.リビングなら
スツールは、リビングにおいても活躍する家具です。
特に木製のスツールは、そこにあるだけでおしゃれな家具となり、インテリアとしても有効活用できます。
天板に観葉植物などを置くと、木の雰囲気と緑が調和し、とてもおしゃれな空間が完成します。
その他、来客用の予備椅子としたり、サイドテーブルとして活用できるのも、スツールをリビングに置くメリットです。
3.キッチンなら
キッチンは、リビングに比べるとさほど広い空間ではありませんが、デッドスペースが多い空間でもあります。
そんなキッチンにこそ、小さめのスツールを置くと役に立ちます。
デッドスペースに置いて空間を有効活用したり、
作業中にちょっとした休憩用の腰掛チェアとしても活用でき、とても便利です。
③<スツールの選び方>
スツールを選ぶ時には、まずは目的や用途をはっきりさせることが大切です。
どこに置きたいのか、どんなことに使いたいのか、ということがスツールを選ぶ最初の基準となります。
1.目的や用途
使用する頻度が少なければ、せっかくのスツールが邪魔となるかもしれません。
そんな場合は、折りたためるタイプのスツールや、スタッキングタイプのスツールにすると、便利です。
2.デザイン
スツールも1つの立派な家具です。
サイズは小さくとも、インテリアとしては大きな存在感を放ちます。
ナチュラルな雰囲気やモダンな雰囲気など、置く空間と用途に合わせ、スツールのデザインを決めます。
<まとめ>
スツールは、1つそこにあるととても便利な家具です。
ちょっとした物置になったり、腰掛けやインテリアになったりと、いくつもの顔を持っています。
有効活用するには、目的や用途をしっかり考えることが大事です。
これらのことを考えて選べば、その空間を劇的に変化させてくれる、とても便利で貴重な家具となってくれます。