スツールは、背もたれやアームがないデザインの椅子でコンパクトなサイズ感です。
コンパクトなサイズ感のスツールは、一人暮らしのお部屋や子供部屋など限られた空間に置いても邪魔にならず便利な存在です。
コンパクトながら、さまざまなデザインがあるスツールは存在感があるため、お部屋にひとつ置くと、便利に使えるだけでなくインテリアにもなるでしょう。
多くの種類があるスツールについて
コンパクトなスツールの脚は、3本もしくは4本のデザインのものが多いです。
背もたれやアームがないスツールは、急な来客時などの簡易的な椅子にも使えます。
また、素材などによってはステップ代わりに使うこともあるでしょう。
他にも、スツールは、ベッドやソファの側に置いてサイドテーブルのような使い方、観葉植物の置き場所など使う人によって、多くの使い方があります。
コンパクトなスツールは、軽いため簡単に家の中で移動させることもでき非常に便利な家具のひとつです。
スツールは、スチール、木製、レザー、プラスチックなど、さまざまな素材で作られています。
同じスツールでも、素材やデザインによって見た目や印象も大きく違うためお部屋のインテリアにピッタリの一脚を選ぶのが良いでしょう。
また、キッチンやカウンター用に使えるスツールは脚が長いデザインもあります。
カウンターは、テーブルより高さがあるため、それに合わせスツールの脚が長めにデザインされています。
脚が長めのカウンター用スツールは、見た目もスタイリッシュでカッコイイですね。
一人暮らしの方は、カウンターに置いておくことだけで簡単な軽食をとる、休憩することができ便利な存在なのではないでしょうか。
このように、スツールは使う人のライフスタイルによって多くの使い方ができる便利な家具です。
脚のデザインが特徴的なアンティークスツール
スツールの中には、アンティークスツールやヴィンテージスツールといった種類があります。
アンティークスツールやヴィンテージスツールは実際に古い家具もありますが、アンティーク風にデザインされているスツールもあります。
アンティークスツールは、脚のデザインに特徴があるものが多くあります。
アンティークスツールの脚デザインは、さまざまです。
18世紀中頃にフランスでデザインされていたものは、ルイ15世様式と呼ばれます。
これは、宮廷文化が華やかだった時代で、貴婦人たちに好まれていた優美なデザインとなっています。
他にも曲線的なロココ調家具でカブリオールレッグと呼ばれる丸脚が特徴的なものもあります。
ロココ調の家具は、シノワズリ的な要素と融合したデザインも人気が高かったものです。
この脚は、初期のデザインは主に動物の足先やヒヅメのデザインが多く、流行したデザインです。
8世紀初期には、サイドテーブルなどの家具にも多くみられ装飾的で美しい曲線が特徴のひとつです。
ロココ調の家具は、リボンや花、植物などが美しい曲線となりデザインされています。
この頃、巻貝のモチーフは絵画などでもみられ愛を象徴するモチーフでした。
18世紀後半には、ルイ16世紀様式と呼ばれる古代ギリシアの柱などをモチーフにされたネオクラシックスタイルが流行しました。
ネオクラシックスタイルは、直線的で、すっきりした装飾が特徴です。
この頃のモチーフは、アカンサス、ローリエ、リボンツイスト等が多くみられます。
アンティークスツールは、フランス以外にも18世紀初期にイギリスでデザインされたクイーンアン様式などもあります。
コンパクトでさまざまな使い方ができるスツールには、さまざまなデザインがあります。
スタイリッシュで近代的なデザインやアンティークスツールなど、幅広いデザインです。お部屋のインテリアのイメージにピッタリのスツールを選ぶことで、快適に過ごすことができるでしょう。
スツールは、小さな家具ですがお部屋の印象を決めるインテリアのひとつとなるのではないでしょうか。