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スツールを作る 合皮や本革 素材の持ち味を活かしてみよう

 

こだわり抜いた多層構造によって、包み込むような座り心地を実現させることのできる椅子。椅子といっても「チェア」「ソファ」、そして「スツール」という腰掛けられるタイプはいくつかあります。

 

今回はスツールのお話ですが、スツールを含めた椅子選びはフィーリングも大事ですが、それだけではNG。

いくつか種類があるので、どのようなタイプがあり、どのような特徴があるのかを把握することも大事です。

 

素材について

スツールをはじめ、椅子の座面の素材については布地となるファブリックのみならず、「合皮」という素材も選べます。いわゆるレザーと呼ばれる素材です。特徴についてご紹介します。

 

レザーについて

ビニールレザー

表面の材質に塩化ビニルが使用されています。塩化ビニルには油成分が混ざっています。経年劣化するとパリパリに割れてしまいます。ビニールレザーは通気性も悪く、長時間座っていると、お尻が蒸れてべたついてしまうのが難点。

 

ですが、汚れ防止、抗菌、耐アルコールなどの機能面に優れています。小さなお子さんはじっと座っていませんよね。スツールに座っていても、おやつを食べながらベタベタ触るので、お子さん用に用いるのにおすすめです。

 

合成皮革

革製品というと合成皮革(合皮)をイメージする方も多いはず。質感は本革っぽく仕上げられた素材です。ビニールレザーと比較して腰掛けたときのべとつき感が少なく、熱もこもりにくいのが特徴です。

 

一般のご家庭で使用されるダイニングチェアなどには合皮が使用されています。汚れに強いので、お手入れが簡単になる商品です。

 

本革

動物の皮を使って作られているのですが、一般的に椅子、スツールの素材での本革というと牛の皮を使用していることが多いです。また、もっとも高価なのが特徴。見た目に艶があり、高級感もあります。

 

また、本革の場合には同じ革を使っていても仕上げ方によって風合いや質感も異なることがあります。さらに、長く使うことにより独特の風合いが生まれます。

 

選べる脚

スツールづくりにおいて、素材の特徴を把握できたら、次に「脚」について把握しましょう。お部屋の雰囲気やインテリアに合わせて、スタイリッシュなスチール脚、カジュアルな木製脚などの商品があります。

 

お好みで選べますが、目的によって選びましょう。その中でも重要視すべきは「高さ」です。家具と高さを合わせたり、座る人に合わせたりと、高さはポイントになります。インスピレーションだけで商品を選ぶと失敗してしまいます。

 

小さなお子さんが腰掛けるならロータイプ。カウンターテーブルに合わせるならハイタイプなどです。

 

耐久性について

スツールは背もたれがない椅子商品。一般的に、短時間の腰掛けに使用します。しかし、へたりにくい多層構造の座面であるなど、耐久性もポイントに置きましょう。多層構造のクッション材を採用すれば、座り心地がよく、強度も出てきます。

 

過剰な沈み込みがなく、立ち上がりがラクになる硬さになります。強度と耐久性のある素材品質というのは重要視しましょう。湿気に弱い合皮のスツールは湿気が入ると剥離の原因にも。オーダーメイド製作なら品質の検査を行ってくれます。

 

汚れやシミが目立つなら、どれほど良いブランドのスツールでも衛生面が気になります。数年で張替えをしなければなりません。

本革の高級ソファを購入したとしても、汚れを気にしてリラックスできないのであれば購入した意味がないでしょう。

 

誰がどのくらいの頻度で、どのように使うかによってもスツールの寿命は異なります。

 

そこで先にあげた素材の特徴が活きてきます。小さいお子さんがいる家庭であれば、汚れに強いビニールレザーや合皮を使用したスツールを選ぶと良いでしょう。お部屋のイメージに合わせたいならカラーの合皮素材が良いでしょう。

 

おわりに

スツール制作における素材の把握についてご紹介しました。ぜひ参考にしてみてください。

 

東大阪でハンドメイドスツールを制作するtukuru woodwork fujimoto


店舗名:tukuru woodwork fujimoto

住所:〒577-0062 大阪府東大阪市森河内東1丁目26-10

TEL:090-5017-0230

営業時間:9:00~17:00 定休日:不定休

業務内容:スツール・オーダースツールの制作

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