背もたれも肘掛けもないシンプルな椅子が「スツール」です。
スツールや作業中のちょっとした腰掛けに使うものというイメージがありますが、
実際にはさまざまな用途に使われている万能椅子です。
スツールといえば一人用が思い浮かびますが、
最近は大きいサイズのワイドなスツールが人気を集めています。
魅力いっぱいのワイドスツールで生活に新しい風を吹き込みましょう。
部屋を広くみせるワイドスツール
ワイドスツールの魅力のひとつに「空間を広く見せられる」という効果があります。
背もたれと肘掛けのないスツールは普通の椅子に比べて非常にスッキリしています。
椅子としての高さも背もたれがないので背もたれありの椅子の約半分程度しかありません。
座面より上に視線を遮るものがないので
普通の椅子を置くよりも視線が通り空間が広く感じられます。
狭い部屋に背もたれ付きの椅子を並べると壁のような圧迫感がでてしまいますが、
スツールならそんな心配はいりません。
小さいスツールをいくつも置くのではなくワイドなスツールをひとつ置けば
全体のシルエットもスッキリし余計なごちゃつきがなくなります。
テーブルの宅麺よりも高い背もたれは機能性はともかく
空間内の障害物として目障りになる可能性があります。
ダイニングチェアはもちろん部屋の中で大きな存在感を示すソファを
ワイドスツールに置き換えるだけで見違えるほど広々とした印象に変わります。
ワイドスツールの選び方
ひとくちにワイドスツールといっても様々なタイプがあります。
置く場所や使う目的に合わせてふさわしい物を選びましょう。
リビングに置くなら柔らかい座面のソファタイプがオススメです。
背もたれがないとくつろげないのでは、と思われがちですが、
普段の生活を思い返すと
ソファの背もたれに寄りかかることがほとんど無いという人は案外多いものです。
座面のクッション性はソファと同等か
それ以上というくつろぎ重視のワイドスツールもたくさんあるので
ゆったりと座れるものを探してみてください。
ダイニングテーブルと組み合わせるなら
シンプルな木の風合いを活かしたベンチタイプがピッタリです。
余計な装飾のないベンチ風ワイドスツールならデザインもマッチしますし、
大人数のときは詰めて座れるなど実用性も兼ね備えています。
飲食店のお店などにもワイドスツールが向いています。
背もたれに引っ掛けて椅子を倒す恐れがありませんし、
フラットな座面は荷物置き場としても便利です。
掃除の際も独立した椅子だと一つ一つ拭きあげる必要があり手間がかかりますが、
ワイドスツールなら背もたれがなく座面を拭くだけなので手間いらずです。
収納場所にもなるワイドスツール
限られた室内で頭を悩ませるのが収納場所の不足です。
シンプルですっきりとしたインテリアを目指していても
あふれる荷物のせいで部屋がごチャ着いてしまうとお悩みの方は少なくありません。
収納不足に悩む方にオススメなのがボックスタイプの収納付きワイドスツールです。
箱状の収納ワイドスツールは座面が蓋になっており中に荷物をしまえる構造になっています。
一般的な椅子は下部空間がデッドスペースになっていますが、
収納付きワイドスツールなら椅子の下空間を収納スペースとして活用できるので、
収納不足の悩みを解決してくれます。
ワイドスツールなら長持ちのように大きな収納空間が確保できるので
収納場所に困る大きなものもスッキリ片付きます。
屋外用のベンチにも庭いじりの道具や掃除用具などがしまえるワイドスツールタイプのものが
物置代わりとして人気を集めています。
まとめ
背もたれがあるものばかりが椅子ではありません。
アイデア次第で活用できるワイドスツールはサイズやカラーも
豊富にそろっていて好みのタイプを自由に選択できます。
目的に合わせて快適に使えるワイドスツールで生活の質向上を実現してください。