小さめだけれど優れた家具。生活の傍らにあると便利な「スツール」についてご紹介します。
スツールとは?
背もたれ部分と、ひじ掛けのない椅子のことです。簡易的に使用するのに便利な椅子といったイメージです。
住まいのどこに配置しておくのかといえば、「リビング」「キッチン」「玄関」「各部屋」というように、意外にも配置する場所を選ばないのもシンプルな構造であるスツールの特徴です。
では、小さめスツールの配置と便利な使い方について初心者にも取り入れやすい「リビング」と「玄関」に絞って見ていきましょう。
リビング
家のなかで過ごす時間が長いリビング。そのリビングでの過ごし方も家族構成やライフスタイルによって異なります。
たとえば、テレビを見たり、テーブルを囲んで家族団らんを楽しんだり、友達を招いて食事をしたりと、いろいろなシーンで使われます。
もしも、リビングに小さめのスツールを配置したら、どのような便利さがあるでしょうか。
来客用の簡易的な椅子
たとえば、リビングにソファがあっても、座れる人数に限りがあります。お客さんが多く集まったときには床に座る、あるいはダイニングチェアに座るなどの選択になります。
床にラグを敷いてなかったり、クッションがないと長時間座っているのはつらくなります。そのようなときに小さめのスツールを取り出せば、問題も解決させられます。
サイズが小さいので、ソファに座っている人との目線も合いやすくなります。お喋りもしやすくなるでしょう。
サイドテーブルになる
また、ソファでくつろいでいるときに、手を伸ばして届く位置にテーブルがあれば便利だと思うこともあるでしょう。
テレビや映画観賞をする際に、お菓子と飲み物が必須アイテムというなら、小さめスツールをサイドテーブルとして配置してみてください。
この場合は、スツールの座面が張地(レザーや布製)ではなく、フラットなデザインの方が安定感があるのでおすすめです。
タイル貼りなら温かい飲み物を置いていても安心ですし、おしゃれなインテリア家具に変身させるならタイルのデザインにこだわってみましょう。
ディスプレイ棚になる
シンプルなリビングに、少し雑貨を飾っておしゃれに見せることも可能です。ディスプレイ棚としてスツールを配置すれば、気分によって「飾る」楽みができます。
玄関
玄関の滞在時間はリビングより短いですが、外出したり帰宅するときにスツールが傍らにあるとかなり便利です。
腰かけ用
玄関にスツールを配置することで、靴の脱ぎ履きに便利な椅子として使えます。特に、女性や小さなお子さんにとって靴の脱ぎ履きはラクではないケースも…。
スニーカーならサッと履けるのにブーツだと手間がかかります。腰かける用に小さめサイズのスツールがあれば、もたつくこともありません。
また、腰痛持ちの方にとっても腰への負担を和らげることができるでおすすめです。
荷物を置く
一時的に荷物を置くことができるように小さめサイズのスツールを配置しましょう。お子さんの靴の脱ぎ履きを手伝う際や、荷物を床に置きたくない場合にも重宝します。
また、ひと口にスツールといっても収納付きといった便利な機能がついた種類もあります。玄関まわりに散らかりやすいお子さんのおもちゃや靴をスツールに収めることで、スッキリした空間に見せることができます。
おわりに
簡易的な椅子とした使い方なら、座面は座り心地を重視しましょう。座面が張り替えできるスツールを選ぶことにより、汚れても安心です。
注文する際にはメンテナンスも行っているかどうか、ここの確認もしておきましょう。愛着ある一脚を、長く使用できるポイントです。