椅子とは違う「スツール」。来客用としたり、休憩用や作業用など、家庭に1脚あるだけで何かと使えるインテリア家具です。
スツールだけでなく、悩ましいのはその選び方です。
スツールの場合には形、素材は非常にバリエーション豊かです。
どのようなスツールがあるのか、どのようなときに使えるのか、ココでスツール選びに困らないコツをご紹介します。
スツール選びのコツ
スツールを選ぶ前に、考えなければならないことを先にご紹介します。
・設置場所
・使うタイミング
・デザイン
スツールには、さまざまなタイプがあります。どこに置いてどうやって使いたいのかを考えてみてください。もしも、はっきりした定位置が決まっていないなら、コンパクトに置いておけるものをおすすめします。
置く場所を選ばず、邪魔になりません。加えて、リビング、キッチン、玄関などで出しっぱなしにするなら、インテリアと合わせてデザインにも注目しましょう。
スツールの種類と使い方
ハイスツール
座面の高いスツールで、いわゆるカウンター用の椅子です。足を置いておける部分があり、カウンターのあるバーなどで見かけるタイプ。美容師さんが髪を切りながら座っているのもこのタイプです。
立ったままでは疲れるから、少し座りながら作業したい場合にうってつけ。座面は丸みがあり小さめなのですっきりとし、スタイリッシュなデザインの多いタイプです。
キッチンスツール
キッチンで使うためのスツール。ハイスツール同様に、座面が高いので、腰かけたまま調理もできます。
煮込み料理をしている間、ちょんっと座って休憩もできます。使わないときに片づけられるように、折りたためるタイプがおすすめです。
また、調理中の作業台として使うなら、座面は硬めで平たい四角のスツールを選びましょう。
収納スツール
座面がフタになっていて、中に物を入れられる収納スツール。クッション張りの座れるタイプだと、オットマンにも。
背丈が低いので、リビングや子ども部屋に設置すれば、散らかったおもちゃを自分で入れられるので、片づけの練習に一役立買ってくれます。
座れるタイプなら、玄関でブーツを履くときに重宝します。四角ならスツールを並べてベンチ風に使うこともできますね。
折りたたみスツール
使わないときにパタンと折りたためるタイプ。ダイニングで椅子が足りないときや、高い場所の物を取るときの踏み台としても活用できます。
その場合、座面は丸型より安定性のある四角形をおすすめ。
スタッキングスツール
積み重ねができるタイプ。来客用など、人が集まるダイニングで椅子が足りなくなると大活躍します。ソファーやベッドのサイドテーブルとして使えるため、こちらも合わせる家具のフォルムによって丸形や四角形の座面を選びましょう。
素材感にも注目
置きたい空間になじみやすいスツールを選ぶこともポイントに。なお、洋風・和風、どちらにもなじみやすいのは天然素材となる木製です。使えば使うだけ味が出てきて、ナチュラル、シンプルなインテリアにヴィンテージ感までついてきます。
木製のメリットは温かみがあり、香りによるリラクゼーション効果、さらに触り心地や座り心地の良さです。
ほかにも、耐久性ならスチール、軽さで選ぶならプラスチック、座り心地なら布やレザーなどがあります。布地は張替えも可能。汚れても安心です。
設置する場所や使用するシチュエーションをイメージしながら、機能性や実用性、デザイン、価格などを考慮して自分に合ったスツールを選びましょう。
いかがですか。四角や丸、木製やスチール製など、多彩な種類についてご紹介しました。選び方の参考にしてみてくださいね。