tukuru Woodwork Fujimoto

パッチワークの魅力について

 

パッチワークは、身近にある材料で、

お洒落でかわいい自分だけの物が簡単に作れるという点が人気となっています。

今回は、そんなパッチワークの魅力についてご紹介します。

 

 

パッチワークとは

パッチワークとは、小さな布のはぎれをたくさん縫い合わせ、一つの大きな布を作る手法のことを言います。

縫い合わせて出来上がった布から、小物や雑貨などの色々なアイテムを作ることができます!

最近では、家にある余った布や、着なくなった洋服を活用できる方法としても注目されているのです。

パッチワークは布を縫い合わせるだけの手法となりますが、

パッチワーク・キルトと呼ばれる、中に綿と裏布を一緒に縫い付ける方法もあります。

ヴィクトリア調の生地、アメリカのフィードサック、韓国のポシャギなど、様々なテイストのパッチワークがあります!

 

 

パッチワークの歴史

現在のパッチワークのが作られるようになったルーツをたどると、1600年のイギリスまで遡ります。

当時、イギリスが東インドに会社を立ち上げたことにより、アジアから珍しい布が輸入されるようになり、

主に輸入された布は、服やインテリアなどの生活に関わる部分に使用されていました。

そういった布を貴婦人たちが集めて、縫い合わせることによって出来たものが、パッチワークの始まりと考えられています!

その頃は、裕福な人のみの娯楽であり、贅沢品として扱われていましたが、

贅沢品といえども薄い布をただ縫い合わせただけのものだったようです。

後に、ヨーロッパからアメリカに文化は渡り、産業革命後になると布が安価で豊富に手に入るようになり、

手軽に布が手に入るようになると、今まで高価で手が届かなかった一般の人も布を使用して、

パッチワークを楽しむようになりました。

そして、様々なモチーフや模様が生み出されたのです!

その後、彩り鮮やかで実用性の高いパッチワークが全米全土へと流行を広げ、現在の形に発展してきたと考えられています。

 

 

パッチワークの魅力

 

自分だけの世界に一つの可愛い小物が作れる

自分の好きなテイストの生地を少しずつ使って作品を作ることができます♪

パッチワークが初めての方は、小物から挑戦してみることをおすすめします。

自分の好きな柄の生地で、自分だけの世界で一つのものが作れます。

そして、お洗濯ができて長く使えるという点も魅力です。

 

大きな道具が必要ない

裁縫セットがあれば基本的にはそれだけで準備完了です。

ベットカバーなどを作る際には大きな定規などが必要になりますが、

基本的には手縫いで、生地一つ一つも小さいものなので、大掛かりな道具は必要ありません!

洋裁はミシンが必要で生地もたくさん買う必要がありますが、

パッチワークは小さい生地と針と糸があれば作ることが出来ますよ♪

 

大切な思い出を残すことができる

大切な思い出のある生地を少しづつ集めて、一つの作品を作ることができます!

小さくなった子供の洋服を集めてバッグを作ったり、

お父さんのYシャツやネクタイで男の子の部屋のタペストリーを作ったり様々あります。

大切な思い出もリメイクして、一つの作品にしてまた使用できるのはとても魅力的ですよ。

 

 

 

カラフルな色合いが魅力のパッチワークは、人々の生活の中にずっとあり続けてきた手法となります。

実用的な作品を作ることが多いので、自分の生活の役に立ちますよ。

自分で作ったポーチやバッグを使ったり、子供の幼稚園グッズを作ったり、

インテリアに合わせたクッションカバーを作ったりと、完成した後も楽しめることも魅力です!

必要な道具も、身近にあるもので出来るので、まずは手軽に小物から始めてみてはいかがでしょうか?

世界で一つだけのお気に入りを作って使う楽しさを、ぜひ味わってみてくださいね♪